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インフルエンザの予防接種の効果は20%らしいですよ

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だんだんと寒くなり季節も冬が近くなってまいりました。

今年の冬もインフルエンザの流行が心配ですね。

予防接種を受ければ大丈夫といわれますが、本当なのでしょうか?

気になるので調べてみました。

予防接種の仕組み


人間の体にはウィルスや病原菌などに感染すると、免疫という体内に抗体をつくる働きがあります。
これを利用してあらかじめ体内に抗体をつくっておこうというのが予防接種です。

予防接種の際に体内に注入するものをワクチンといいます。

日本で使われているワクチンは「不活化ワクチン」というものです。
これはウィルスの必要な部分だけ抜き出して毒性を弱めたもので、
安全性は高いが抗体ができにくいという特徴があります。

一方で生きたウィルスを弱らせてそのまま投与する「生ワクチン」というものもあります。
こちらの方が抗体はできやすいのですが、ワクチンを通して本当に感染してしまう危険性があります。

日本では安全性を第一に考え、「不活化ワクチン」が使われています。


実際にどれだけ効くの?


日本臨床内科医会の研究によると予防接種にどれだけ効果があるかを示す有効率は20%ほどとのことです。

ただし、この20%という数字は発症を免れるこができると思われる人の割合です。
実際には感染しても、重症化を防ぐという役割が予防接種にはあります。
これは「交差反応」とう現象によるもので、ウィルスが変異してしまっても、
ある程度型が近いものに対しては体内にできた抗体が働いてくれます。

つまり、予防接種をすることでインフルエンザを100%防げるわけではありませんが、
かかってしまっても軽い症状で済ますことができるということになります。


ワクチン接種のもっともよい時期は?


インフルエンザワクチンは接種してから効果がでるまでに2週間かかるといわれています。

また、ワクチンの有効期間は約5ヶ月です。

ワクチンには2回接種と1回接種※があり、2回目の接種には1~4週間の期間をあける必要があります。

※中学生以上は1回接種

インフルエンザの流行期間は、12月~3月ですので、11月中旬頃までには接種を終えておくのが効果的といえるでしょう。


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